摂食障害の体験談6

摂食障害の体験談6

無事子供が生まれ、その頃は育児に必死で過食の症状は一切ありませんでした。拒食の症状はありましたが、それほどひどくなく、ある程度食べていました。
それから3ヶ月ほど過食をすることなくすごしましたが、体重増加、育児ストレス、自由のなさ、夫への不満などが積み重なり、また過食をするようになっていました。

子供が起きているうちはいいのですが、寝た途端過食をしていました。過食症状が酷いときは、子供をほったらかしにして過食、嘔吐していました。
子供が大きくなるにつれ、だんだんと起きている時間が長くなったり、手がかかるようになり、忙しくて少しずつ過食することが減っていき、気付いたら過食をしなくなっていました。

量は減ったけれどずっと続けていた下剤の服用も止めました。 ダイエットサプリメントは症状がなくなってからもしばらくは服用していました。
太ることへの恐怖心を抑える為の安定剤みたいな感じでしたが、次第に使わなくなっていました。 私はこのように摂食障害を体験してきました。そして今もまだ戦い続けています。たまにですが過食をする夢を見ることもあります。なぜ見るのかは、わかりませんが、私の心のどこかに過食したいという思いがあるからなのかもしれません。

だから、もう繰り返さないようにこれからも戦い続けなければなりませんが、今は過食していた頃に比べたら天国です。 完治していた人が言っていた「過食症より太っていたほうがまし」と言う気持ちがわかるような気がします。これからも、もう二度と繰り返さないように頑張って行きたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

もしあなたが摂食障害で悩んでいるのなら、今以上ひどくなる前に早期治療が大事です。一人で悩まずに、病院にへ行ったり、家族や恋人、友達に悩みを打ち明けサポートしてもらうといいと思います。あまり考え込まず、視野を広く持ち、気楽に治療に励んでください。絶対に諦めないでください。

摂食障害でない方で、もしあなたの周りに摂食障害者の方がいたなら、この病気を理解し助けてあげてください。 摂食障害で悩む方たちが一日も早く治ることを願っています。

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