摂食障害の体験談4

摂食障害の体験談4

私は、高校生の時に過激なダイエットをしてから、便秘になってしまい便秘薬を愛用するようになりました。これも摂食障害者によくあるパターンですが、この頃になると過食、嘔吐のあとに下剤を飲むのが習慣になっていて、飲まないと不安で便秘薬は切らせないよう買いだめをしてました。
はじめは2錠で効いていたのが、3錠、4錠と増えていき酷いときは一度に6錠も飲んでいました。それも一日に3回という日もありました。効いているときのお腹の痛みは相当なものでした。

その後付き合って2ヶ月くらいで、彼氏と私の家で、半同棲状態の生活がはじまり、彼氏と一緒にいる時だけは過食をしずにすみました。 けれど、彼氏も昼間は仕事をしていたので家にはいなく、私一人になってしまい、結局そのとき過食、嘔吐をしていました。
たまに、吐く勢いが強いとまぶたに内出血の赤い斑点出てしまうことがあり、それを彼氏が来る前に、化粧で隠したりしてました。 それからまたずっとそんな状態が続き、またうつ状態が酷くなり始めました。

誰かに相談したいけれど、話す人がいなかった私は悩んだあげく、彼氏に思い切ってすべてを打ち明けることにしました。付き合ってから1年くらい経っていました。
話すときは、嫌われたらどうしようかとか、わかってもらえるのかすごく心配でした。けれど、話すことで気持ちが楽になって、治るかもしれないと言う気持ちのほうが大きくて、彼氏に打ち明けました。
しかし彼氏は、この摂食障害という病気があることをまったく知りませんでしたが、すぐ理解し、話をきいてくれました。話すことですごく気持ちが楽になり、その日から過食の症状が少し和らぎました。

それから彼氏は、私の病気のことを気にかけてくれるようになり、私も心配かけないようにと頑張ることができたし、なにより病気の話しを聞いてもらえることがうれしかったのです。
それからの症状は、酷くなったり落ち着いたりを繰り返していました。

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