摂食障害の体験談2

摂食障害の体験談2

その日からだんだんと食べる量が多くなり、吐く回数も増えていきました。 最初は大量に食べて吐くことに後悔はしていなかったけれど、だんだん酷くなるにつれ後悔するようになりました。その思いがだんだんと大きくなるにつれて、うつの症状がではじめました。
大量に食べ、吐いては、またやってしまった、もう治らないかもと思う毎日。酷いときは、こんなに苦しいならもう死んでしまいたい、もうこんな風に生きていくのが疲れてきたと思ったり、あるときは、食べるという行為が無ければいいのになぁ、なんて思ったこともありました。

この頃の私の症状は拒食と過食両方があり、過食のとき以外は全くと言っていいほど、食事をとりませんでした。食べたとしても野菜や、カロリーの低いものばかりで、カロリーの高いものは一切とりませんでした。
カロリーなどが記載してある本を買い、食べる前に見たりしていたので、今では大体の食べ物のカロリーはどれくらいあるかわかるくらいです。

そんな毎日が3ヶ月くらい続き、だんだん学校に行けなくなり、中退をしてしまいました。中退した私はやることが無いので、親が会社に行ったのを見はからって、
菓子パンやお菓子、ケーキを買いに走りました。 いつも同じ店で買っていたので、その店の人には相当怪しまれてたと思います。

唯一バイトは続けていたので、 お金には困りませんでしたが、そのバイトはたくさんお金がもらえるバイトと期限切れ前に廃棄された食品がもらえるバイトだったのです。いつも袋いっぱいに食べ物を貰ってきてそれを食べて吐いたり、食べたいものを大量に買って食べては吐いていました。このような、いつでも好きなものが食べられる環境にいたことが、私の過食症を悪化させたのだと思います。
それと、昼間は私以外だれも家にいない環境も悪かったのだと思います。

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